かぶりつづけるハム

自由に書き続けています。インド、革靴、プログラミングに興味がある方です

後編:人生初のヒッチハイクをインドでやっちゃうひとり旅大冒険

    

 

こんにちは、ひとり旅のお話。

 

別に普段から縛られている訳でもないし、自由に生きている方だけど、インドにいる人たちを見ているとめちゃくちゃ自由だし、こんな生活するのも悪くないな、なんて。現実逃避。

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帰りのヒッチハイク開始

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わけのわからん祭りに参加

帰りは3時間ほどかかると見込んで、15時にサールナートを出発。そこからバラナシの方へと歩き始めたが中々原付が走っていない。そこで後ろ向きに歩き続け、困った顔をしていると一台止まってくれた。

一台の原付で3キロほど進むことが出来たので、再び歩き始めると、地元の祭りらしきものがやっていた。

自転車のヒッチハイク

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優しいおっちゃん

そこで適当に楽しむと、自転車が止まってくれた。自転車は悪いなと思いつつも数年ぶりの二人乗り自転車。ここではケツの限界を感じて1キロほどで下車そこからまたさらに歩いていると、中型のバイクが止まってくれた。もちろんお金を払わないよと伝えると、分かった、乗れ。の二つ返事。この国は本当に優しいなと感じながら原付へと乗った。適当に話ていると、その人もガンガーへ行くらしく、近くで降ろしてもらった。みたことのあるバザールまで来たので、ここからは徒歩でサンタナへと向かった。

 

物乞いと落ちてたお金

 

帰り道に5Rsコインを拾ったため、コインの収集として持ち帰ってしまおうかと思っていたが物乞いの人たちをみて、これは生まれた頃から貧しいはじめにあった小さいこどもに渡そうと考えた。マーケットを歩いていると、おじさん物乞い達がよってくるが全てガン無視。マーケットの端で4歳くらいの子がさらに小さい赤ちゃんを抱っこしてこっちをみていたため、5Rsコインを渡した。その子供の表情は心の奥からの感謝と笑顔だと感じる事ができた。大人の物乞いたちはもらって当たり前、自分は貧しいのだから渡せ。と言ったスタンスのため、無視をしても何も感じないのだが、10歳にも満たない子供達が生まれた頃から今日生きる事が保証されていない子達が今後、大人になるまで物乞いを続けるのか、昨日の火葬場のように大人になる前に死んでしまい、川へと沈められるのか。どちらにしても自分はものすごく運のいい人間であり、この子の笑顔は忘れられずに生き続けなければいけない。

さいごに

ひとり旅はリスクが大きいですが、なかなかできない経験なので楽しかった。

そして、やっぱり目を背けてはいけない物乞いの人たちとのコミュニケーション。日本では隠そうとする文化であるが、少しずつでも減らす、もしくは受け入れる環境を作って行かないといけないと感じた。