かぶりつづけるハム

自由に書き続けています。インド、革靴、プログラミングに興味がある方です

生きている間にバラナシの火葬場には行くべきやで

    

 

こんにちは、今回はバラナシでだらだらとするだけ。ただそれだけ。

こんなフラフラとインドの街並みを徘徊すると現地人になった気分。

こういうところが旅の醍醐味だったりするんですよね。

そして、今回は火葬場で死体との対面は未だに脳裏に焼き付いている。生き物って本当に死ぬんですね。って感情が出てきた。

なんかそれっぽいの撮れたんで載せとく。

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路地裏の一枚

 

    

 

 

だらだら朝食後、ぼーっとガンジス川

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この日は8時半過ぎに遅めの起床。

朝からサンタナの無料朝食で腹ごしらえを済まし、部屋に戻ると後輩が腹痛を起こしていた。原因は分からなかったが、笑えるレベルの体調不良らしかった。

しかし、中々全快にはならず、結局11時に出発することとなった。この日のミッションは火葬場を見てガンガーを見る。以上。

火葬場

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火葬場

そのため、1日ぼーっと過ごすことに徹していた。まず、朝から大きな火葬場へと向かった。そこでは、手前で子供の死体をきれいに洗い、布に包み石にくくりつけてガンガーの沖に沈めるまでの工程を間近で見ることができた。火葬場に行くまでは、陽気なインド人と話しながら火葬場に歩いていたが、その手前でインド人たちが引き返していった理由がわかった気がした。毎日数百もの死体がやってくるのだろうが、そのほんの一部、1人だけを目の当たりにしたことによりおそらく一生忘れられない思い出が刷り込まれた。

今まで何人もの人と会い、インドでも沢山の子供たちと会い、触れ合ってきたが彼は死体の状態で初めて対面し、沈められて行く姿だけを見た。ここにいる子供たちは果たして、日本人のように大人になるまで生き延びられるのであろうか、死体で対面したあの子は生前幸せだったのだろうか。色んな感情が自分の中でぶつかりあいながらもガンガーに沈められる数十分間はその場を一歩も退くことも前進することもいけない気がした。

大きな火葬場より奥は薪代の寄付が必要なため立ち入ることをやめた。

 

昼食は日本食カフェへ

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たまたま日本人とすれ違ったので一緒にご飯

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お好み焼きがあった




火葬場から戻り、昼食はメグカフェへと行った。ここは日本食が食べられることが有名で腹痛を起こした後輩は必ず行きたがるようなお店だった。ここに行くまでも一苦労で街行く人に質問しながらようやく近くまで来ると、同い年の大学生と出会った。彼もサンタナにいるらしく、インド旅行の話で花を咲かせた。どうやら、海外旅行が初めてらしく、インドの洗礼は浅かったらしい。中々の強者だなと思いつつそこでも一枚写真を撮りご飯を食べて解散。彼はこれからデリーへ向かうためのチケットを買いに行くと言って別れた。

ご飯の後はもう一度土産屋さんに捕まってしまいそこからまた1000Rsほどの買い物をしてしまった。前日にせっかくお金を換金したのにまた使ってしまいお土産を買った直後にもう一度ATMでお金を下ろした。

 

 

こうやって、たまたまあった日本人とご飯へ行くなんて中々ない体験かもしれない。たまたま同い年だったこともあるが、20歳前後の男ってだけで誰とでも話せるし、楽しい時期だと感じた。