かぶりつづけるハム

自由に書き続けています。インド、革靴、プログラミングに興味がある方です

商売上手なおじさんとホイホイついていくアホな日本人

    

こんにちは、引き続きバラナシでのお話です。

 

バラナシは本当に商売上手な街でした。しかも日本語がめちゃくちゃ上手い。生き抜くために言語を覚えるなんで、自分が英語ができないなんて言っているのは甘えでしかないことなんでしょうね。はい。勉強します。

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バラナシの街並み

 

    

 

商売上手な現地マーケット

解散後はサンタナに帰ろうと、向かっているとサンタナ近くのマーケットむけ?に流されるように入っていた。ほんとに少し見て帰る気満々だったので、適当にあしらっていたが、ここの店主が中々のやり手だった。

元々日本語がものすごく得意で、日本人の心の掴み方も完璧だった。絶対に買わないことを伝えても、いいよいいよ、見るだけでいいからと全く押して来ない。そして、店も清潔だった。色んな情報もくれ、値切り交渉をしようと思った値段を先に提示してくる始末。これは日本人以上に商売がうまい。完敗だなと、思ったが、損した気持ちは全く無く幸福感に満たされていたのも、ものすごく悔しかった。

 

サンタナへの帰宅

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サンタナの食堂メニュー

部屋に戻って、久々のシャワー。

2日ぶりのシャワーに感激しつつ、サンタナの激熱シャワーに悶えながら、シャワーを済ませた。インド旅行に慣れてきたのか、サンタナの宿がきれいだったのか、分からないがシャワーに関して全く抵抗が無く、初日にも関わらず自宅へ帰ってきたかのような安心感がたまらなく好きだった。

共有ルームも決して日本ではきれいとは言えなかったが、インドにおいては唯一裸足で歩ける空間だと思ったし、ゲストハウスの経営者目線で考えるとお客さんが欲している需要を100%で満たしている最高の宿だと感じた。多分この感覚は柴田屋を1年間やっていた直後であり、海外に来て初の日本人宿であったからかもしれないが、どんなに高くて清潔なホテルよりも需要と供給が釣り合ったホテルだと感激していた。実際は供給が全く足りずに経営は圧迫されているらしい。

その日の晩御飯はサンタナのオムライスを頼んだ。120Rsでお腹いっぱい食べられる安宿だったので、もう少し取ってもいいのでは、と感じたが、この安さだからこそ、安心して大学生たちが集まることができるのだろう。

その後はベッドへと戻り部屋からでもwifiがつながることにも感激しつつ、早めに寝た。

 

さいごに

バラナシは想像以上に商売上手な街でした。

日本語で接客していただいていたので絶対に心を奪われないつもりでいたのに…

しかも、全く損をした気がしないところも悔しい。完全なる敗北でした。

 それでは。